【親と子の音楽コラム♪連載8月号】 「リトミックって なぁに?」
こんにちは!
リトミック講師の吉田かおりです!今月からコラムを書かせていただくことになりました♪
みなさんの気になる題材を取り上げていけたらと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します!
さて、今回のテーマは「リトミックってなぁに?」です。
子供たちの習い事でも人気の高い『リトミック』
みなさん1度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?
「気になっていた!」なんてママも多いかもしれませんね。
でも、スイミング・ピアノなどの習い事に比べて、リトミックって具体的にどんなことをするのかイメージしにくい。
そこで今回はリトミックの魅力についてお話ししたいと思います。
リトミックはスイスの作曲家・音楽教育家のエミール・ジャック=ダルクローズによって考えだされた音楽教育法です。
音楽を通して、子どもの集中力・想像力・思考力を身につけ、子どもたちの様々な可能性を引き出します。
リトミックのレッスンでは、決められた事を覚えて動くお遊戯などとは違い、ピアノの音を聞いて音のニュアンスを感じ取り、子どもたち自身が考え、動き、表現することをとても大切にしています。
リトミックで使う音楽は、先生のピアノによる即興演奏。
子どもたちの活動の様子に合わせて行います。
音楽に反応して動くことで、子どもたちの感じる心(想像力・創造力)を養います。
そして感じたものをからだを使って自分なりに表現することで自己表現の力を身に付けていくのです。
実際にレッスンで「ゾウさんになっておさんぽしよう!」と音楽がなりだすと、子どもたちそれぞれ想像力を膨らまし、色んなゾウさんを思いっきり表現してくれます。
リトミックの目的とは、
・パワー(集中力・思考力・表現力など)
・マインド(好奇心・自立心・探究心など)
・キャラクター(社会性・創造性・感受性など)
どれも人格を形成するためには必要なこと。リトミックは人間教育といってもよいかもしれません。
子どもたちには大好きな音楽にふれながら、
「音楽を勉強する」といった姿勢ではなく、音楽を全力で感じ、表現し、楽しんでほしいと思っています。
子どもたちそれぞれの個性をのばす可能性がたくさん溢れているリトミック。
お母さんやお友だちとのふれあいも大事なひとコマです。
ぜひ1度足をのばして体験してみてはいかがでしょうか?
子どもたちの生き生きとした姿と可能性を見ることが出来るに違いありません。
それでは!また来月お会いしましょう♪